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メダカの飼育について・・・
暖かい時期は半日程度、日の当たる屋外が理想的な環境です。
出来れば朝日の当たる所がいいです。
日光が当たりマツモやスイレンなどがスクスクと育つので、産卵も促されます。
私は、黒い水揚げバケツにメダカを入れていましたが、スイレンの間をメダカが泳いでいる様子を
見ていると時間を忘れてしまいます。
メダカに合う水草は沢山ありますので、色々と試すのも楽しいと思います。
メダカ
アヌビアス・ナナを流木に巻き付けてメダカ水槽に入れました。
ホームセンターや100均で売っているビニタイ使用のズボラな活着方法です。
メダカとアヌビアス・ナナだけのスッキリレイアウトにしようと思いましたが
メダカが落ち着くかと思い、マツモも入れました。
動画↓
メダカ水槽のゴミとり
スイト~ルを使って底のゴミを吸い出しました。
動画↓
動画↓
メダカの稚魚が泳ぐ水槽の水換えに「スイト~ル」を使いました。
「スイト~ル」のパイプ先端部に市販のプラストーンを付けて吸水したので稚魚が吸い込まれる心配はありませんでした。
プラストーンに数センチだけエアーチューブを被せてパイプ先端のシリコン部に接続しました。
下の親メダカの写真をクリックすると、動画が見られます。
今回、私が経験したメダカの繁殖についてお伝えします。
準備
用意するのは幅が40cmほどの水槽です。もう少し小さい水槽でも十分です。 メダカの数は水槽の大きさに合わせてください。 「1リットルの水に対して魚体の長さ1センチ」と言われています。 おおざっぱに言うと、「1リットルに1匹」です。
フイルターは底面式を使います。底砂は3~4cmの厚さで敷きます。
底砂は、南国砂またはケイ砂を用意します。麦飯石もお勧めです。
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おとひめ B1(↓)
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おとひめ B2(↓)は、おとひめ B1より少し大きめの粒です。
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メダカは水質にはさほどこだわらなくていい魚です。
ただし、ゆるやかな水質の変化には順応しますが、急激な水温変化やphの変化には気をつけてください。
新しく購入したメダカを水槽に入れる場合は、購入したメダカが入っている水に、投入する水槽の水
を少しずつ足していってください。(例えば、5分ごとに1回水槽から水を取り、メダカの入っている所に少しずつ足していき、30分間で数回足して元の水量の2倍位になるまでにしてください。その後、新居となる水槽に入れてください)。
定期的な水換えは必要です。
水換えは、こまめに少しずつしたほうがメダカに負担がかかりにくいです。
また、水草は水質を維持したりメダカの産卵に欠かせないので
入れた方がいいです。
屋外飼育の場合、冬場の水温低下はメダカにとって過酷な環境になるので
できれば屋内や直接雨がかからない所に移してください。
水草は、泳ぎを邪魔しない程度入れてください。
地域によって、同じ日でも水温が異なるので何月から産卵が始まる、ということは言えませんが
産卵が活発に始まる頃(水温23度位)に元気な若親を10匹ほどを水槽に入れてください。
(1リットルにつき1匹が基準ですが少し余裕があった方が水質が安定します)。
メダカは水温23度前後から活発に産卵すると言われています。
孵化に必要な日数は、水温×日数=250です。
つまり夏場であれば、1日の平均水温が25度であれば、「25度×10日=250度・日」ということで
産卵した日から10日前後で孵化します。
(水温が高い日や低い日晴れた日や雨の日が混ざると孵化予定日が前後します)。
底砂について
白点病虫の予防策として底砂の殺菌をお勧めします。
この方法は予防なので白点病にかかった魚に対しては水温を上げたり
魚病薬やメチレンブルーなどを使うのが通常です。
底砂の殺菌について金属製のバケツ(ブリキ)を用意して下さい。
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その中に底砂を入れて熱湯を注いでください(ヤケドに注意)。
面倒な作業ですが新たに購入した魚自体が白点病を持ち込む可能性を除けば白点病の発生防止に
かなり役立つと思います。
繁殖には、底砂がとても重要な役割があるので是非底砂の殺菌をお勧めします。
また、魚が白点病になった場合は水温を少し上げて様子をみるというのが一般的です。
熱帯魚では、ごく普通の対策です。
実際の方法
①~
10日ほど親メダカを飼育した後全ての親メダカを別の水槽に移してください。
この10日間は、水換えや底砂の掃除は全くしないでください。
特に、底に落ちている卵を取り除くことになるので移動前までの10日間は底砂の掃除はしないで
ください。
親メダカを新しい水槽に移す前に新しい水槽には、まず元の水槽の水を半分くらい入れておいて
くだい。
通常、新しい水は3割程度と言われています。
その後、親を静かに移動させてください。
親を移動させてから汲み置き水を半分少しずつ時間をかけて入れてください。
(ヒシャクで水をすくうと楽です)。
また、親と一緒に2番目の水槽に移動したため親を取り除いた水槽の水が減っているので1~2日間、バケツなどにくみ置いた水をゆっくりと注いで元の水位に戻してください。
この時、底砂が舞い上がらないように水を注ぎます。(卵が砂に埋もれてしまう可能性があるからです)。
元の水槽を1番水槽とします。
親を除いた1番水槽では、早くて翌日遅くて数日後(水温による)には稚魚(針子)が数匹観察されるはずです。
午前中に親を取り除いた場合午後に産まれたばかりの稚魚が見られる場合があります。
水草の隙間かどこかに隠れていたのか親の移動後に孵化したのか。
親がいなくなった1番水槽では、連日のように稚魚が産まれてくるはずです。
②~
親メダカを移した2番目の水槽も10日間は水換えや底砂の掃除を全くせずに飼育してください。
そして、11日目に、3番目の水槽に移してください。
水槽の代わりにバケツを使っても大丈夫ですが水質を維持するために底面フィルターを設置して
くだい。
バケツにフィルターはなかなか設置しにくいです。もし、親を数匹で飼育するのであればフィルターは不要です。水草だけで十分です。
時折、というか必ず発生するサカマキガイは沢山増えると見た目が良くないのですが水をろ過してくれるので、役に立つ面もあります。
こうやっていくと沢山の水槽が必要になりそうです。
(実際にそうです)が・・・(バケツでも代用できます)1番水槽で孵化した稚魚は30日間育てて、
やや大きい水槽(60水槽など)に移します。
2番水槽で孵化した稚魚も30日間飼育した後に大きい水槽(60cm水槽など)に移動させるという
具合にしていくと、1番水槽→2番水槽→3番水槽→1番水槽~というローテーションになります。
稚魚は大きさによって選別していくと共食いやストレスが少なくなります。
水草を多めに入れて育てると分けて育てる以上に数がとれます。
共食いや縄張り争いで★になる子もいますがそれ以上に針子(稚魚)を殖やすのがこの方法です。
当然ですが、稚魚は親を入れる前に移動させておきます。
各水槽には水草と産卵床を浮かべておきますが、移動は禁止です。
卵が付いているのと、産卵が10日間続いているので稚魚は毎日順に孵化してくるので
水草と産卵床は移動禁止です。
親と同じ水槽に移動させると孵化した直後に親に食べられるので。
以上、誰でも考えそうな方法ですが、水草や産卵床に付く卵より沢山の卵が底砂に落ちている卵が多いという経験からこの方法をお伝えしました。
追記
ある時、異常繁殖したサカマキ貝を駆除しようと、45cm水槽にいたメダカ10匹を取り除き
重曹のアルカリ効果で貝を駆除しようとした経験からの話です・・・
重曹がたまたま家にあり、値段が安かったので重曹で貝を駆除しようと、手のひらいっぱいに
重曹をつかみ(アルカリ性きついのに・・・)水槽に入れました。
次の日、貝たちは水面スレスレの所に避難?してました。
私は、「それなら!」ともう一杯重曹をお見舞いしました。
さすがに、これで貝も終わりやな・・・と次の日、もっと多くの貝が水面に避難してました。
「重曹作戦失敗やなあ」と思い、水換えをしようとしたその時・・・メダカの稚魚が数匹泳いでいました。
「あれま!こんなにアルカリ性キツイ水やのに」「大丈夫なんやなあ」、と思い水を少しすくってなじみの熱帯魚店でPH値を計ってもらいました。
「PH9超えてるなあ」びっくりでした。とりあえずすぐに水換えをしました。
連日3割くらい水換えしました。
メダカの稚魚は水質がアルカリ側でも約300匹ほどが孵化しました。
45cm水槽に1週間で数百匹の稚魚の誕生は圧巻でした。
以上、メダカの繁殖についてでした。
※屋外で飼育する場合半日の間、日があたるような場所で例えばバケツで飼育する場合
マツモなどの水草を入れてあまり沢山のメダカを入れなければエアーポンプは不要です。
バケツをいくつか用意して7日~10日ごとに親を新しいバケツに移動させれば
結構沢山の稚魚が手に入ります。
尚、通販でメダカを購入する際に気をつけたいのは、卵で売っている場合です。
固定されている品種の場合は安心ですが固定率が低い場合孵化した稚魚が親と同じようなメダカになるとは限らないこともあるので。